「授業」カテゴリーアーカイブ

パフォーマンス評価を通して「教科の本質」を考える

新しい学習指導要領において,主体的・対話的で深い学びやカリキュラム・マネジメントがキーワードとなっている。これらに関連した研修も多いのではないかと思う。

いずれも各教科の関連付けを意識したように思うが,その一方,もうひとつのキーワードとして,「教科の本質」や当該教科での「見方・考え方」などにも注目したい。

現在,教職大学院の評価に関係する講義において,自身の設定した単元の目標とそのパフォーマンス評価,その教科の本質を考えさせている。もちろん,このようなことは私一人でできるわけもなく,実務家教員とのTTの中で実施している。

先日は院生がまとめた当該教科の「本質的な問い」について,相互評価をしてもらったり,私から問いかけたりした。当初の予想を上回る形で彼らはよく考えいると思う一方で,それをどう表現していくか,何をターゲットとしていくかは,今後さらに議論していくことで深めていきたい。

授業は以下の書籍の第4章をベースとしている。編著者のおひとりの田村先生は,今年度から同僚となった先生。なんだか縁がある。

長崎大学非常勤(ただし遠隔で)

今年も前任校の長崎大学にて非常勤講師を担当している。大学院の「インストラクショナルデザインとマイクロティーチング」。8月の3日間の集中講義であるが,その場でスタートしても何もできないので,はじめの1時間を大阪から行った。

Googleハングアウトを利用したが,授業の終盤までスムーズに進めることができた。今回の説明に基づき課題を行い,8月の授業においてブラッシュアップしていく。教科書は以下のもの。前に持っていた学生はほとんどいなくなったが,旧知の方がたくさん長崎にいるので,訪問をするのが楽しみだ。

実践課題研究の指導がはじまる

教職大学院も2年目に入り,いよいよ完成年度を迎えた。本学では2年目に実践課題研究(いわゆるゼミの時間)が設けられている。昨年度から実習の振り返り指導の場を設けていたが,いよいよ本格的なものとなってきた。

初回については,1月に提出する実践課題研究成果報告書に向けてのスケジュール確認からはじめ,意外と時間がないことを認識させた。2回目は,これから進めてる発展課題実習の計画の確認,および実践課題研究成果報告書のおおよその流れについて考えてもらった。階段は一気の登れないので,少しずつ登って欲しいと思う。昨年度の情報の整理についてもリクエストしているが,もうすでに進度に差が出ている。大学院なので,自己調整して進めていくことが肝心である。

なお,この1回目と2回目の間には,コース全体で集まり,これからの計画を議論していく場が設けられた(コースRM)。M2生も教員も発表後は1年間頑張って進めてきたことについて肯定的な評価を受け,それなりに満足をしていた。しかし,私はそれが甘いこと,前年度後期に目標として伝えたことが実現できていないという旨のことをフィードバックした(あとの先生方がフォローにまわってくれたけど)。まだまだこんなものではない。みんなもとの能力は高いのだから,もっとできると思う。

私も2年目は,もう少し厳しく指導を進めたい。とはいえ,本当に甘くなったなあと思う。いや,温かくなった,というべきか。これは成長だろうか,後退だろうか。

集中講義の実施は難しい

本日は日曜日だが,集中講義を実施した。大学の授業において,受ける方も嫌だろうが,実施する私もあまり好きではない。近隣の大学の非常勤で「どちらでもよい」と言われた際も毎週の授業として(それはそれで苦労したが)実施していた。

本日も,相互評価,テーマに基づいた議論,一部の学生にミニ指導をさせたり,映像を織り交ぜたり,色々と工夫したが,それでもなお当初の予測から少し外れたものとなってしまった(十分な準備を仕切れていなかった部分もある)。まして今日の受講者は150名程度で,教室もいっぱい。工夫も限界があった。

言い訳ばかりになってしまったが,まだ自身の授業に課題が多いことを再度実感させられた。反省して,次に活かそう。